まちづくり福井株式会社

まちづくり福井って、こんな会社 ~飲食課~

「まちづくり福井ってイベントの会社ですか?」と思っている人も多いかもしれない中、見えないところでいろんなことをしています。

各課の事業内容と仕事への想いを聞いてみました。

 

「食以上にコミュニティが生まれる場」

 

 

Q1.飲食課での事業内容を教えてください。

 FUKUMACHI BLOCK内にあるフレンチレストラン「ULO(ウロ)」の運営管理をはじめ、足羽山にある「足羽山テラス」とそのキッチンカー事業、足羽川沿いにある「ヨリバ」のカフェ運営とSUPやキャンプなどのアクティビティ事業、そしてラーメンの「コノジ亭」の運営などを担当しています。それぞれ立地も違えば客層、利用目的も違うので、同じ飲食事業でも求められる役割は大きく違いますね。

 

Q2.各施設の利用状況はいかがですか?

 最近特に感じているのは、常連のお客様が増えてきたことです。「ヨリバ」では近所の方や犬の散歩途中の方が立ち寄ってくださったり、「足羽山テラス」では運動や散歩の休憩地点として来店されます。超常連の方は毎日来てくださって。スタッフの間でも「あれ、今日は来られていないね」と話題になるほどです。「コノジ亭」も営業していたときには毎週来てくださるお客様が多かったですね。地域に根付いた場所になりつつあると感じています。

 

 

Q3.集客で最も影響があると思うものは?

 やはり一番強いのは口コミですね。SNSは初めて来店するきっかけにはなりますが、リピーターにつながるかどうかは別の話です。「あのお店のあの商品がおいしかった」、「あの場所が居心地よかった」といった口コミが広がることで、新しいお客様が来店してくださいます。実際に常連のお客様が友人や家族を連れて来てくださるケースも増えていて、その積み重ねが施設の成長につながっていると実感しています。

 

 

Q4.飲食店として大切にしている価値は何ですか?

 料理がおいしいことは今や当たり前の時代です。そのため飲食課では、料理だけでなく「空間」や「時間の過ごし方」にも価値を感じてもらいたいと考えています。「足羽山テラス」なら景色を眺めながらゆっくり過ごせる時間、「ヨリバ」なら一人で読書や仕事に集中できる空間、というように。実際に毎日のように利用し、カウンターで仕事をされる方もいます。それぞれの施設ならではの魅力を発信し、料理プラスアルファの価値を届けていきたいと考えています。

 

 

Q5.「ULO」が飲食店の中でも一番目立つ場所にあります。

 そうですね、今は売上、来店客数ともに伸びていて、貸切利用も増加しています。結婚式の二次会やパーティー利用なども増えてきましたし、ハッピーアワーや駐車場割引など取り組んでいるのもお客様からは好評です。一方で、「フレンチだから少し入りづらい」とか、「自分が入っていい場所なのか分からない」という声もあります。ですが、その敷居の高さは無理に下げるのではなく、「ULO」ならではの世界観やブランド価値を大切にしながら、もっと気軽に足を運んでもらえる仕掛けづくりを考えています。

 

 

Q6.川のアクティビティの認知度は上がってきましたか?

 近年は手ぶらで楽しめるBBQ利用が大きく伸びています。40〜50人規模の利用も増え、認知度が高まってきました。またSUP体験も継続的に実施しているのですが、無料体験日や格安体験日を設けることで利用者が少しずつ増えています。最近では公民館やガールスカウトなどの団体利用も入るようになりました。大切なのは単発で終わらせないことです。参加した方が家族や友人に勧め、また次の利用につながる流れをつくりたいと考えています。

 

 

Q7.今後の目標を教えてください。

 これまでは各施設が立ち上げ期ということもあり、それぞれが独立して運営を進めてきました。しかし次のステージでは、「連携」が重要なテーマになると考えています。「足羽山テラス」、「ヨリバ」、「ULO」は場所も客層も異なりますが、今はそれぞれが地域のコミュニティの場として機能しています。その特徴を活かしながら施設同士をつなぎ、新たな価値を生み出していきたいと考えています。飲食課が目指しているのは、単なる飲食店運営ではありません。人と人が出会い、何度も足を運びたくなる場所をつくること。そして、その体験が口コミとなって広がり、福井のまちに新たなにぎわいを生み出していくことです。