「まちづくり福井ってイベントの会社ですか?」と思っている人も多いかもしれない中、見えないところでいろんなことをしています。
各課の事業内容と仕事への想いを聞いてみました。
「人の滞留が生まれる“場”をつくる仕事」
Q1. 整備課での事業内容を教えてください
整備課では、まちなか再生を目的とした「まちなか再生ファンド」の運営をはじめ、「コノジナガヤ」の管理・運営、カーシェア事業、シェアハウス事業などを担当しています。飲食やイベントのように目に見えるにぎわいを直接つくる部署ではありませんが、人が集まり、暮らし、活動するための“土台”となる施設や仕組みを整えることが大きな役割です。
Q2. 現在、特に力を入れている事業は何ですか?
現在は、「まちなか再生ファンド」に加え、これから本格的にスタートするカーシェア事業やシェアハウス事業に力を入れています。まちなか再生ファンドは令和4年度から実施していて、これまでに50件以上、総額で約5億円の事業を支援してきました。今年度が最終年度となりますから、駆け込みでの大型案件も控えていて、過去最大規模の支援額になる見込みです。

Q3. ファンド事業のやりがいはどんな部分ですか?
支援した店舗や施設が実際にオープンし、多くのお客様でにぎわっている姿を見られることです。事業者の皆さんは人生をかけて出店や事業展開に挑戦しています。そのため、申請から事業開始までのサポートには大きな責任があります。一方で、自分たちが関わった場所に人が集まり、まちの風景が変わっていく様子を目の当たりにできることは、大きなやりがいにつながっていますね。
Q4. 「コノジナガヤ」にはどのような特徴がありますか?
コノジナガヤには、挑戦意欲の高いテナントが多く集まっていると感じています。それぞれが独自でお店や街に対する想いや個性を持っていて、新しいことにチャレンジしているのが特徴です。また、テナント同士や運営側との距離も近く、日常的なコミュニケーションが生まれています。整備課として、そうしたテナントがより活動しやすい環境を整えながら、新しい企画やイベントが生まれる場として育てていきたいと考えています。


Q5. カーシェア事業にはどのような目的があるのでしょうか?
福井は車社会です。しかし、車を所有するには維持費や駐車場代など多くのコストがかかります。カーシェアはレンタカーとは違って、まちなかに住む人、働く人、そして観光で訪れる人が車を共有することで、より便利で効率的な移動を実現する取り組みです。これまでは車を「所有する」が福井での当たり前の意識でした。そうした中で「共有する」という新しい選択肢を提供することで、まちなかでの暮らしや働き方を支えていきたいと考えています。
Q6. 整備課が目指すまちづくりとは何ですか?
整備課が担うのは、建物や空間といったハード面からのまちづくりです。新しい店舗や施設が生まれる場所をつくり、人が集まる拠点を整え、その拠点同士をつなげていく。カーシェアやシェアハウスもその一つです。目指しているのは、人が訪れるだけでなく、暮らし、働き、交流する「滞留」が生まれるまちなかです。それぞれの事業は異なっていますが、すべてに共通しているのは「人が集まり、つながり、まちの中で活動が循環する拠点をつくる」という目的です。整備課はこれからも、福井のまちなかに新たな可能性を生み出す土台づくりに取り組んでいきます。
