まちづくり福井株式会社

クロロフィルって? 『クロロフィル美顔教室サカヰヤ』

 福井市大手2丁目にある『クロロフィル美顔教室サカヰヤ』を取材しました! クロロフィルという言葉はあまり聞きなれませんが「葉緑素」のことで、クロロフィル化粧品は網目構造になっているので、化粧をしても皮膚呼吸ができるのが一番の特徴です。 

 

 店長の林直江さんは、現在71歳とは思えないほどの肌のハリとつやで、若いころの肌の悩みがあったことも信じられないほどおきれいです。林さん自身が商品の良さを物語っています。 

 もともと洋服・カネボウ化粧品のお店をやっていたところに嫁いで来たという林さん。今から約40年前、普通の化粧品を売るのに限界を感じていたタイミングで、クロロフィルの代理店営業マンが訪ねてきたそうです。そこで、ニキビ肌のビフォーアフターの写真を見せてきて、静岡の講習会に誘われたとのこと。 

 その後クロロフィルの社長が直々に来られ、クロロフィルの化粧品についての話を一通りされ、講習会に参加しようと思ったそうです。その時に社長に「クロロフィルを始めると、今売っている化粧品は売れなくなるよ」と言われ、逆に興味が出たそうです。 

 講習会に参加し、目から鱗だったという林さん。研修と資格の勉強を始め、最初はもともとのお店の中で、カネボウ化粧品とクロロフィル化粧品を分けて販売していたそうです。ニキビ肌で悩んでいる人に直接チラシを配りに行く等、本当に地道にコツコツと販売数を増やしていったそうです。そして今から約20年前の立ち退きの際に、クロロフィル1本のお店に形態を変更し、現在に至ります。 

 林さん自身も鼻の毛穴やシミ等に悩んできたそうで、カネボウ化粧品を売っているときも自信が無かったとのこと。お客様に肌のことを悪く言われることもあったそうで、ご自身がかなり苦労してきたからこそ、同じような悩みを持った人を救いたいという思いが物凄く伝わってきました。  

 お客さんはOLが多いのですが、学生時代にニキビに悩んで通ってくれた人が継続して来てくれているそうです。大体口コミで広がるため、飛び込みのお客さんはほぼいません。私自身も情報収集で扉を開けた一人。これも一つのご縁なので、そろそろ私自身もスキンケア等に力を入れていきたいと思っています。また個人的に通うことにしようと思い、店を出ました。 

(取材・文/田島悠羽)

 

店内に入ると、化粧品等の商品がまず目に入ります。奥には美容室のような椅子が3つとベッドがあります。ここで洗顔の仕方等アドバイスを行っているようです